労働時間マネジメント改革の進め方    ※本セミナーは終了しています。
〜「ワークライフバランス論」を超える、働き方とタイムマネジメント改革の具体策〜          【今後のセミナー予定】はこちら

長時間労働化が徐々に進行する中、労働時間問題は依然として組織マネジメントの重要課題です。
その背景には、成果主義人事の浸透と反比例する形で進行する企業組織のモラール低下があります。企業が社員の帰属意識やモチベーションを十分に確保できず組織が弱体化していること、これが労働時間問題の本質です。
そうした中、欧米型の「ワークライフバランス施策」や「ダイバーシティ施策」によって問題解決を模索する動きも一部に見られます。ですがこうした視点は、本当にわが国の歴史や企業文化になじむ有効な施策なのでしょうか?
本セミナーは、労働時間マネジメント改革をテーマに、「働き方」と組織変革を見据えて、ナレッジワーキングのためのマネジメントのビジョンを、豊富な演習と事例を交えて具体的にご提案します。

セミナーの具体的内容

1.労働時間問題を見極める視点

  • 労働時間問題とは何か?
  • 時間の長短と仕事の“質”
  • 「働き方」とは何か?〜勤務形態とビジネスモデル〜
  • 「ワークライフバランス論」の本質
    • 演習1:簡易討議・“自社における労働時間問題とは?”

2.労働時間問題の社会的背景

  • 経済・社会、文化環境の変化
  • 成果主義等、組織マネジメントの変化
  • 環境変化の組織への影響
  • 労働時間の変遷とその意味
  • サービス残業の社会問題化とそのメカニズム

3.労働時間に関する法制

  • 労働時間管理の基本法令知識
  • 近年の法改正状況とそのポイント
  • 最新法令検討状況の整理
  • “ホワイトカラーエグゼンプション”とその問題点
    • 演習2:簡易討議・“自社における労働時間問題とは?”

4.問題解決への視点

  • 労働時間と成果は比例するのか?
  • 労働時間と非労働時間との境界をどう考えるべきか?
  • 「多様な働き方」とはどうあるべきか?
  • “ワークライフバランス論”の再検討
    • 演習3:グループセッション・労働時間問題の本質は何か?

5.解決策の検討

  • 問題解決への2つのルート
  • 要因分析と組織学習
  • 長時間労働の要因分析の進め方
    • 演習4:労働時間問題の要因分析
  • 組織学習(※アクションラーニング)による問題解決の進め方

6.労働時間問題の解決とタイムマネジメントの進め方

  • 組織学習による問題解決ビジョン
    • 演習5:グループセッション・労働時間問題解決へのアクション
    • 事例紹介1:問題分析フレーム
    • 事例紹介2:解決策構築フレーム
  • まとめ:ナレッジワークを進めるタイムマネジメントのビジョン

尚、内容構成は予定であり一部変更することがあります。

開催日程等

■開催スケジュール
平成19年6月21日(木)10:00〜16:30
■場 所
ソフィアコンサルティング株式会社 本社 →アクセス
※会場は、変更することがあります。
■講 師
ソフィアコンサルティング株式会社 代表取締役社長 田添忠彦 →プロフィール
■定 員
16社(※1社からの複数名ご参加についてはご相談下さい)
お申し込み社少数の場合は中止することがありますが、その場合にはご要望に応じて弊社コンサルタントが個別にご相談に伺います。
定員に達し次第、締め切ります。
■参加料
総額:26,250円(※消費税、資料代、昼食代含む)
■セミナーの主対象
企業・官公庁の人事担当役員、人事・労務部門及び事業部門の責任者・企画担当者の皆様
特に、労働時間管理、各種就業管理、モチベーション管理にお悩みの企業の方。また、人事労務部門以外の現場部門のマネージャーの方にも有益です。
ご同業の方はご参加をお断りすることがありますので、予めご了承下さい。

セミナーの進め方

■レクチャーに加え、コンサルティング事例に基づく豊富な資料をご提供いたします。

■セミナー終了後、学習成果を自社のマネジメント改革に生かせるようにすることを目指します。

■セミナー終了後には、ご希望に応じて個別に意見交換、ご相談を行います。

お問い合わせ

■お電話:092-410-7081

■メール:inquiry@philosophia.co.jp